震災からまもなく14年、海岸で行方不明者の捜索…県内では行方不明1215人(宮城・南三陸町)
東日本大震災から14年になるのを前に、宮城・南三陸町の海岸では警察による行方不明者の捜索が行われました。
捜索は、4日午前10時から南三陸町の泊浜漁港北側にある海岸で行われました。
黙とうした後、南三陸警察署の警察官9人が砂や小石をかき分け、手掛かりとなるものがないか探しました。
捜索は、4日午前10時から南三陸町の泊浜漁港北側にある海岸で行われました。
黙とうした後、南三陸警察署の警察官9人が砂や小石をかき分け、手掛かりとなるものがないか探しました。
消防庁によりますと、震災により宮城県内では1215人が行方不明となっていて、このうち南三陸町では211人の行方が分かっていないということです。
南三陸警察署・佐々木勇治次長
「ご遺族の方やご家族、知人・友人、同僚の方の思いを考えれば、一刻も早くそういう方々の手に返してあげたいという風に考えている」
南三陸警察署では、捜索活動を今は年に1度行っていますが、地域の要望を聞いて今後も続けていく方針だということです。
最終更新日:2025年3月4日 16:30