【山の恵み】300年以上続く伝統野菜「河北セリ」 収穫が最盛期(宮城・石巻市河北地区)
宮城・石巻市河北地区で300年以上続く伝統野菜「河北セリ」の収穫が、最盛期を迎えている。
県内有数のセリの産地・石巻市の河北地区では、20軒ほどが河北セリを生産している。
このうち、高橋裕司さんも7アールほどの水を張った田んぼでセリを育てている。
19日も、腰まで水に浸かりながら手作業で収穫していた。
今年は、猛暑の影響で茎が伸びすぎて商品にならないものがあったものの、現在は順調に育っているという。
セリ農家・高橋正夫さん「(河北セリは)山の恵みとかいろいろあるミネラルが含まれていると、私は思っています」
収穫は、来年2月頃まで行われ、宮城県内のスーパーや地元の道の駅で販売されるという。