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<AIコンシェルジュ>塩釜市が宮城の自治体で初導入 市役所の窓口業務をサポートへ

2024年8月21日 7:00
<AIコンシェルジュ>塩釜市が宮城の自治体で初導入 市役所の窓口業務をサポートへ

塩釜市は、市役所の窓口業務をサポートする「AIコンシェルジュ」を、宮城県内の自治体で初めて導入する。

安斎アナウンサー)こちらがAIコンシェルジュです。 デモ機なので体験してみます。まぐ介(AIコンシェルジュの名前)!
まぐ介)やぁ、なにか聞きたいことはあるかい?
安斎アナウンサー)週末にたくさん空き缶が出たんだけれども、次はいつ出せば良いかな?
まぐ介)空き缶は、資源物として出すんだが収集日についての情報が見つかりませんでした。環境課に問い合わせてみると良いよ」

「AIコンシェルジュ」となったのは、塩釜市のゆるキャラ「まぐ介」。

利用者の声を認識し、テキスト化。
事前に登録された塩釜市に関する情報と照合して、案内してくれる。

開発したのは、東京のITコンサルティング会社で、20日は塩釜市の佐藤市長も参加してデモ機がお披露目された。

アイエンター・入江恭広社長
「楽しみながら会話をする。あまりにもロボット感を出しすぎると面白くない。お年寄りの方に、もっとITを近くに感じることによって、自分たちでも使えると実感してもらうことが大事」

塩釜市・佐藤光樹市長
「人の手は大切だと思っている。 AIコンシェルジュは相互補完をしながら、市民生活についてもっと気軽に相談できる。そういったことに繋がれば」

今後は、塩釜市の情報を充実させた上で、11月から市役所1階の案内コーナーで本格運用を始める。

塩釜市によると、窓口業務をサポートする「AIコンシェルジュ」の導入は、宮城県内の自治体で初めてだという。

最終更新日:2024年8月21日 7:00