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【ホームと段差小さく、座席デザインにケヤキの葉】仙台市営地下鉄「南北線」新型車両 日中の試運転スタート

2024年2月15日 20:35
【ホームと段差小さく、座席デザインにケヤキの葉】仙台市営地下鉄「南北線」新型車両 日中の試運転スタート

今年の秋にデビューする仙台市地下鉄「南北線」の新型車両の試験走行が、日中の時間帯でも始まった。

15日午前、地下鉄「仙台駅」。

アナウンス「まもなく2番線に回送列車が到着いたします。乗車できませんのでご注意ください」

試運転の車両が、ホームに近づいてきた。

今年の秋にデビュー予定の地下鉄南北線の新型車両「3000系」。

これまでは、営業終了後の夜間に試運転を行っていたが、安全性が確認されたことから14日から日中の時間帯でも試運転を始めた。

新型車両の導入は、1987年の開業以来初めて。

デザインは、従来車両からの進化をテーマに、杜の都のシンボルカラー2本の緑ラインが印象的だ。

新型車両は、これまでより床が低くホームとの段差が4センチほど小さくなっている。

1両あたり定員は145人で、座席にはケヤキの葉をあしらったような模様も。

また車内には4台の防犯カメラを設置。

ペアガラス窓により騒音を減らしている。

今年の夏からは、運転士の訓練も行う予定だ。

仙台市交通局は「乗客の快適性を重視して設計を重ねてきた車両なので、秋の営業運転開始を楽しみに待っていてほしい」としている。

最終更新日:2024年3月28日 14:11
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