【4つの予防策】「手足口病」宮城県全域に警報 前の週から患者数倍増<宮城県>
宮城県の定点調査によると、7月1日~7日の1医療機関あたりの手足口病の患者数は「3.65人」と前の週のおよそ2倍に増加した。
中でも、大崎保健所管内では「7.00人」と警報開始基準の「5.00人」を超えたことから県は県内全域に手足口病警報を発表した。
手足口病は飛沫、接触で感染し、手や足、口の中などに水疱性の発疹が現れるもの。
5歳以下の子どもを中心に夏から秋にかけて増える傾向にある。
県が呼びかけている予防策は以下の4点:
1.食事の前や排せつ後、おむつ交換の後など、こまめに石けんと流水による十分な手洗いを徹底
2.家族や身近な方が感染した場合は、タオルの共用を避ける
3.乳幼児がよく触れる場所やおもちゃの消毒をこまめに行う
4.熱中症には十分注意した上で、場面に応じてマスクを正しく着用するなど咳エチケットを心がける