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【「スキー」はキャンセルでも「インバウンド」復活】「オニコウベスキー場」雪不足でオープン延期 隣接の宿泊施設には去年より多い宿泊客(宮城・大崎市)

2023年12月15日 20:40
【「スキー」はキャンセルでも「インバウンド」復活】「オニコウベスキー場」雪不足でオープン延期 隣接の宿泊施設には去年より多い宿泊客(宮城・大崎市)

宮城・大崎市の「オニコウベスキー場」は、雪不足のため15日のオープンを延期した。

それでも、今年はインバウンド復活で、隣接する宿泊施設で去年より多い宿泊客が見込まれる。

宮城県内有数の豪雪地帯にある「オニコウベスキー場」。

しかし、今年は山頂にも積雪はなく、営業開始は来週以降に見送られた。

オニコウベスキー場・西條勲代表「一日も早い降雪を期待したいと思っております」

一方、スキー場に隣接する宿泊施設では、雪不足でスキー客の予約がキャンセルになったにも関わらず、宿泊予約は去年より1割ほど増えているという。

ホテルオニコウベ・榎屋宏隆社長「ここ一週間のスキーヤーの方の予約は、キャンセルになりました。ただインバウンドの方、特に台湾の方がバスで予約というのがさらに増えていますので、その分のキャンセルは補われています」

新型コロナの「5類移行」に伴うインバウンド需要の回復で、台湾からの旅行者が平日でおよそ30人、週末になると100人近い予約が入っているという。

15日は、関係者で安全祈願を行ったオニコウベスキー場。

今シーズン、去年より5000人多い3万人の来場を見込んでいる。