仙台うみの杜水族館ではきょうから年末年始の特別イベントが始まった。

ステージに響き渡るのはあの名曲。軽快なステップを踏むダンサー。そしてイルカのパフォーマンス。歓声が上がり、登場したのはゴールドの煌びやかなジャケットに身を包んだマツケンこと俳優で歌手の松平健さん（70）。

仙台うみの杜水族館で15日から始まったのは「マツケンサンバ水族館」。初日の今日は雨にも関わらず、約650人がオープニングセレモニーに集まった。

＜テープカット＞
「マツケンサンバ水族館の会館を記念しまして、テープカットです。どうぞ～！」
＜園児＞
「マツケン♪マツケン♪」
＜松平健さん＞
「まさか水族館とコラボできるとは思っていませんでしたけども。マツケンサンバの曲で魚たちや 動物たちが共に踊ってくれるということで本当にびっくりしております。」

手を振り笑顔で来場客を迎える松平さん。
〝ウインクして〟の団扇を見つけると…

松平さんは〝ウインク〟で返すファンサービス！

＜記者リポート＞
「あれ、何か聞こえてきましたね。 こちらではマツケンサンバのプロジェクションマッピングとクラゲのコラボレーションを見ることができます。」

普段は静かなクラゲの展示スポットは躍動的な空間に。

15日は、松平さんも見学しその完成度の高さに満足そうな表情を見せた。オリジナルグッズ売り場でポスターにはサイン。松平さんの姿を一目見ようと館内は多くの人でにぎわいを見せた。

＜グッズを買った人＞
「ヘアクリップと、ステッカーとアクリルスタンド買いました」
「かわいいですよね、親しみがある感じで」

そして、イルカとアシカのパフォーマンスは「マツケンサンバⅡ」の楽曲に合わせた特別プログラム。5人のダンサーが盛り上げる。

「サンバ！ビバサンバ！マツケンサンバ―！オレ！」

初日の15日は松平さんもパフォーマンスに参加し観客からは拍手が送られていた。

＜訪れた人＞
「（来ること）知らなくてすごい驚きました。」「興奮が冷めやらないです。」
＜訪れた人＞
「（子どもに向けて）マツケンさんの前でお洋服来たかったんでしょ」
「オレ！」

＜松平健さん＞
「今まで水族館を見るだけだったのが、自分も踊りながら楽しめる、別な楽しみ方ができるのではないかと思います。」

水族館では松平さんが幅広い層に人気があることから今回起用を決めたという。