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【4病院再編】「県立精神医療センター」の病床数 現行「258床」⇒本院・分院合わせ「170床」に減らす案  宮城県が病院側に伝える

2024年1月31日 20:45
【4病院再編】「県立精神医療センター」の病床数 現行「258床」⇒本院・分院合わせ「170床」に減らす案  宮城県が病院側に伝える

「4病院再編」に伴う「県立精神医療センター」の病床数について、宮城県は現行「258床」から富谷市の本院と名取市の分院合わせ「170床」に減らす案を、病院側に伝えたことが分かった。

宮城県は「東北労災病院」と「県立精神医療センター」を、富谷市に移転・合築し名取市の分院を残す計画だ。

「県立精神医療センター」の病床数について、県は富谷本院と名取分院を合わせ「170床」とし、現行の「258床」から減らす案を、病院側に伝えたことが分かった。

病床数の割り振りは「3パターン」で検討され、富谷本院は「110床~145床」、名取分院の病床数は「25床~60床」となっている。

また、県は「3パターン」ごとの収支も試算していて、これまでと同等のおよそ9億円を県が拠出した場合、およそ3億6千万~6億円の赤字の想定だ。

県は、2月13日にも病院側と話し合いを行い、今年度内の基本合意を目指したい考えだ。