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【4病院再編】「県立がんセンター」職員など 「再編後の雇用維持」を要請(宮城)

2024年1月31日 20:40
【4病院再編】「県立がんセンター」職員など 「再編後の雇用維持」を要請(宮城)

宮城県が進める「4病院再編」計画について、「県立がんセンター」の職員などが再編後も雇用を維持するよう県に要請した。

31日に県庁を訪れ要請を行ったのは、宮城・名取市にある「県立がんセンター」の職員が加入する労働組合など。

「仙台赤十字病院」と「県立がんセンター」の統合はすでに基本合意がされているが、新たな病院の病床数は2つの病院あわせた半分程度の400床規模になることから、労働組合では「県は雇用確保について最後まで 責任を負う立場にある」として県立がんセンターの職員およそ600人の雇用維持を求めた。

県立病院機構労働組合・鈴木和宏執行委員長「自分の身の振り方をどのようにして良いか、職員から不安の声としてあがっている」

これに対し、県は「全員の採用ができない場合には、 職員の意向をくみ取った上で他の県立病院への異動」などを検討すると回答した。