ベガルタ仙台、ホームゲームでスタジアムに献血バス設置へ サポーターに協力呼びかけ
宮城県赤十字血液センターは、安定的に血液を確保しようと、ベガルタ仙台と若年層への献血を普及推進させる協定を結んだ。
22日午前、宮城県赤十字血液センター・鈴木聡所長とベガルタ仙台・板橋秀樹社長がパートナーシップ協定を締結した。
協定では、ベガルタ仙台のホームゲームでユアテックスタジアムに献血バスを設置し、ファンやサポーターに協力を呼びかける。
これまで両者が行った献血普及推進キャンペーンでは、過去3年で合わせて283人が献血を行った。
赤十字血液センターによると、10代~30代の若年層の献血者数が年々減少傾向にあるという。
宮城県赤十字血液センター・鈴木聡所長
「今、宮城県では年間9万人の人が献血に協力してくれているけれど、まだ十分ではない状況。多くの人たちが病院で治療を受けている。その人たちを支えるサポーターの輪を広げていきたい」
ベガルタ仙台・板橋秀樹社長
「毎年行われている献血活動の場としてのスタジアムの提供は、もちろん継続する」
赤十字血液センターがプロサッカーチームと協定を結ぶのは、全国で初めての取り組みだという。