「1つ1つ思いを込めて」東日本大震災の犠牲者を追悼する灯篭づくり 宮城・石巻
東日本大震災から今月11日で13年を迎えるのを前に、石巻市では犠牲者を追悼する灯籠づくりが行われた。
東日本大震災で約4000人の犠牲者を出した石巻市では、毎年3月11日に南浜地区の「がんばろう!石巻」の看板の前で、犠牲者を追悼する集いが開かれている。
2日は地域の人たちが集まり、自宅跡地に看板を立てた黒澤健一さんに教わりながら、繊維質の布を1枚1枚丁寧に巻いて灯籠を作った。
■参加者
「能登の方へのメッセージも含めて灯籠づくりをやっています」
■がんばろう!石巻の会 黒澤健一さん
「1つ1つ思いを込めて灯籠を作って、当日ここにロウソクの火を灯していきたいと思います」
灯籠づくりは3日まで行われ、今月11日に「がんばろう!石巻」の看板の前に灯される。