女川原発再稼働も電気料金はプラス…東北電力社長「一時的な割引やポイント進呈を検討」コスト減は既に反映済
東北電力 樋口康二郎 社長
「あとは営業運転に入ってからが新たな出発だと私は思っておりまして、営業運転までしっかりと安全確保を最優先にして進めていくということが重要と思っています」
東北電力は29日女川原発2号機の原子炉を起動し、その後、核分裂が安定的に続く「臨界」に達したことを確認しました。営業運転は12月ごろから始まる予定。
また、電気料金については来月使用分は前の月から596円上がり3か月連続の値上がりとなる。
東北電力は女川原発再稼働によるコスト減は既に電気料金の値上げ幅圧縮に反映済みで、再稼働後の値下げは「ない」としていたが、樋口社長は次のように述べた。
東北電力 樋口康二郎 社長
「本格的な値下げについては当社の財政状況などを踏まえますと難しい状況であり、電気料金の一時的な割引、またはよりそうeポイントを進呈させていただくことを考えております」
東北電力は来月7日に女川原発の発電を始める予定。