「SNS募集の‘闇バイトの脅威’が若者の身近に…」暴力団の根絶目指す取り組み宣言(仙台市)
暴力団追放宮城県民大会が、仙台市内で10月31日開かれ、暴力団の根絶を目指す取り組みを宣言した。
宮城県警などが開いた大会には、県内各地区の暴力団追放対策協議会などからおよそ500人が参加した。
大会宣言「暴力団の根絶を図るため県民の総力を結集し暴力団追放の決意を新たにするものです」
大会宣言では、暴力団に金を出さない、交際しないなど4つの取り組みを掲げ、暴力団のいない安全な社会の実現を誓った。
講演では、元大阪府警察本部長で弁護士の樋口眞人さんが「近年、SNSで募集される闇バイトの脅威が若者の身近に潜んでいる」と警戒を促した。
県警によると、県内の暴力団員は去年525人でおととしより50人減っている。