<冬の到来を思わせる寒さ>仙台で『初霜』と『初氷』観測 宮城は今シーズン一番の冷え込み
冬の到来を思わせるような寒さの1日だった。
20日の宮城県内は、今シーズン一番の冷え込みとなり、仙台では初霜と初氷を観測した。
20日朝の気仙沼市。
湾内には冬の訪れを告げるとされる「けあらし」が、見られた。
20日の宮城県内は、上空の寒気に放射冷却が加わり県内すべての地点で今季一番の冷え込みとなり、最低気温はほとんどの地点で氷点下だった。
そして、20日朝の仙台市内で見られたのは、紅葉したツツジの葉を縁取った真っ白な霜。気象台は、20日の明け方に「初霜」と「初氷」を観測した。
「初霜」は平年より6日遅く、「初氷」は3日早い観測。
そして、20日も気温の上がりは鈍く、最高気温は仙台は10.6℃、古川は9.6℃など平年を2℃前後下回った。
そんな寒空の中、多くの人が訪れていた場所がー。
伊藤悠貴記者リポート
「仙台市内は日中も寒さ厳しいが、宝くじ売り場は多くの人がひっきりなしに訪れている」
販売が始まったのは、年の暮れの風物詩の1つ「年末ジャンボ宝くじ」。
2014年と2015年の2年連続で1等が当選しているこちらの売り場にも、10億円の「夢」を求めて切れ目なく人が訪れていた。
購入した人
「今年初めて子どもが生まれたの で、記念に買ってみようかと話をして。家を建てたいな って」
「夫が(仕事を)一生懸命頑張ってくれたから、新車を買ってあげたいから。(Q10億円当たったら?)夢のようだね、夢だから」
20日は、師走を思わせる1日となった県内だが、21日になると一旦寒さは緩む予想。
しかし、週末は再び内陸を中心に厳しい冷え込みとなる見込みだ。