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東北新幹線、去年の“連結分離”との関係は?国の運輸安全委員会が調査開始 1年以内に報告書

2025年3月7日 18:59
東北新幹線、去年の“連結分離”との関係は?国の運輸安全委員会が調査開始 1年以内に報告書

6日、東北新幹線の連結部分が走行中に外れたトラブルを受けJR東日本はきょうの連結運転を取りやめていて、影響が続いている。
また、午後には鉄道重大インシデントとして国の運輸安全委員会が利府町の車両センターに調査に入った。

森尾絵美里
「新幹線の改札口のモニターには運休、そして臨時列車などの情報が出されています」

6日、はやぶさとこまちの連結部分が走行中に外れたことにより東北新幹線は最大5時間近い遅れが発生し、約6万5000人に影響が出た。

JRでは、原因がわかるまでは連結運転を取りやめていて、一部列車に運休が出るなど影響が続いている。

観光で秋田へ
「きのうキャンセルとか変更しようとしようと思ってみたけど出てこない予約の情報は出てるけど変更はどうやっていいのか分からなくて」
観光で東京から観
「帰りも福島で一回下車してつばさとやまびこの連結を見ようと思ってたんですけど、つばさが東京まで運休だって聞いて全部予定が狂っちゃって」

7日は、混雑する時間帯を中心に臨時列車上下5本が運行されました。JRでは、あすも終日、連結運転は取りやめるとしている。

13時半頃一方、午後には…

山﨑幸太 記者
「運輸安全委員会がJR東日本の車両センターに到着しました。連結の外れた車両の調査に入ります」

今回の事象は、重大インシデントと認定され、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官3人が、利府町の新幹線総合車両センターに入った。

東北新幹線は去年9月にも走行中に連結部分が外れるトラブルがあり、対策をとったばかりだ。

運輸安全委員会 鉄道事故調査官 足立 雅和さん
「去年の1回目との関連がどうだったのかを注目していまして、1回目の対策との関連ですね。事象自体が1回目とどう関連するか。新たな事象なのか。その辺りに注目してしっかり調査したい」

運輸安全委員会では当面調査を続け、1年以内に報告書をまとめる予定だという。

最終更新日:2025年3月7日 18:59