【日本三景「松島」】高校生が観光客の避難誘導想定し訓練 観光ガイド中にもし地震が起きたら(宮城・松島長)
日本三景の一つ「松島」で、観光ガイド中にもし地震が起きたらー。
宮城・松島の高校生が、観光客の避難誘導を想定し訓練を行った。
12日午前の宮城・松島町。
観光ガイドの実習中に「地震が発生した」という指示書が示され、訓練が始まった。
松島高校では、4年前から観光科の生徒が観光ガイド中の地震と津波を想定し訓練を行っている。
12日は、観光科の2年生と3年生およそ120人が、参加した。
ガイド役の3年生
「今からあそこの避難所に行くので、ゆっくりでいいのでついてきてほしいです」
訓練は、12のグループに分かれ、1次避難場所を目指す。
1次避難場所の「松島防災センター」は、2022年に宮城県が公表した津波浸水想定で最大3メートル浸水する恐れがあり、さらに高い場所にある2次避難場所へ向かい、25分ほとで避難を完了した。
松島高校観光科3年生
「いざという時、私たちが案内しなければいけないので、しっかり道を覚えてガイドの時もいざという時に備えておこうと思いました」
生徒たちは、5月9日から始まる観光ガイドに備え、松島駅周辺を歩いて危険か所をマップに記入していた。