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<台風5号>お盆を直撃 避難・交通など宮城への影響まとめ

2024年8月12日 19:43
<台風5号>お盆を直撃 避難・交通など宮城への影響まとめ

12日、岩手県に上陸した台風5号。
宮城県内でも、気仙沼市など北部沿岸を中心に大雨が降った。

雨は、11日夜から降り始め、12日 夜が明けるとさらに強くなった。

気仙沼市の避難所には、身を寄せる人たちの姿がー。
気仙沼市によると、一時39世帯66人が避難した。

そして12日午前8時半頃、岩手県・大船渡市付近に台風が上陸。

吉田記者リポート
「気仙沼市では、早朝から雨が強弱を繰りかえしながら降っていて、ほとんど人通りの姿がなく、全便で欠航となった遊覧船が停泊している姿がみえます」

浅野アナウンサーリポート
「(12日)正午過ぎの仙台港です。雨は降ったり止んだりですが、 風には体をグッと押し込まれ、強さを感じます。海は、至る所で白波が立っています」

台風は、お盆休みの帰省客などを直撃した。
仙台駅でも、不安の声が聞かれた。

大阪から帰省した人
「お盆休みでこっちに来たら、台風だから心配です。急いで帰れるうちに帰ります」

東京から帰省した人
「お盆休みでいろいろ行きたかったが、ちょっと残念。石巻の方に行ってきたんですが、雨が降ってきて引き返すことになって大変でした」

また、空の便も仙台空港発着の14便が欠航となった。

午後3時までの24時間の雨の量は女川で91.5ミリ、気仙沼で88.5ミリなどとなっている。

また、宮城県内では、一時 涌谷町に「避難指示」ほか、石巻市や大崎市などに「高齢者等避難」が発表されたが、12日午後2時半までにすべて解除されている。

気仙沼港では、台風から避難した漁船が停泊していた。

カツオ船乗組員
「お盆で市場休みなっちゃうんで、その前に稼いでおきたかったんですけど、しょうがないですけど(漁に)出れない状態ですね。明日(13日)もちょっと厳しいかもしれないみたいな感じで、16日くらいにまた台風くるでしょ。仕事する暇がないですよね」