気仙沼市の観光PRキャラクター「ホヤぼーや」に、南三陸町の合格祈願キャラクター「オクトパス君」。仙台市内で行われた新商品発表会に登場した。お披露目されたのは、特産「ホヤ」と「タコ」を使った笹かまぼこ。密封した笹かまぼこは、加圧加熱して無菌化することで賞味期限が180日に。この技術を使った笹かまぼこは「旅するかまぼこ」として2019年から販売されていて、今回、新たな味が加わった形となる。

商品を開発したのは「三陸フィッシュペースト」。気仙沼市と南三陸町で100年以上の歴史を持つかまぼこ製造企業が手を組んで新たに立ち上げた会社で、アヒージョなどのアレンジメニューも紹介された。

【噛めば噛むほど…ホヤの風味が口いっぱいに】

ホヤかまぼこ

＜安斎摩紀 キャスター＞
「まずホヤの笹かまからいただきます。いい香りがします。噛めば噛むほど、口の中にホヤの風味が広がります。こんなにホヤを感じられるなんてビックリです」

「続いてタコをいただきます。タコがゴロゴロと入っているんです。まずは食感が楽しいですし、タコの旨味が強いです」

＜三陸フィッシュペースト　代表取締役社長 及川 善弥さん＞
「冷蔵庫を使わないだけで持ち運びがかなり便利になる。海外の方が日本のお土産として持ち帰ることも世界に発信するやり方。最終的にはどこに持って行っても楽しめるかまぼこを作っていきたい」

今回の新商品は22日からＪＲ仙台駅の土産物店などで販売される。