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コロナ禍のキャンパスライフ乗り越え…東北大学と東北学院大学で卒業式「大好きな人たちに会えて充実した大学生活」

2024年3月26日 20:00
コロナ禍のキャンパスライフ乗り越え…東北大学と東北学院大学で卒業式「大好きな人たちに会えて充実した大学生活」

26日、太白区ゼビオアリーナで東北大学の卒業式が行われ、学部・大学院合わせて4625人が門出の日を迎えた。

卒業生代表教育学部 瀬ノ上さゆりさん
「東北大学の卒業生としての誇りを胸に、各々の分野で社会に貢献できる人間になることを目指して日々精進いたします」

大学4年生は入学式が翌年に延期されるなど新型コロナの影響を受けた学生生活だったが、卒業式は5年ぶりに保護者も参加して行うことができた。

卒業生
「今まで経験できなかったことをすごい経験できた4年間だった」
卒業生
「コロナ禍で周りとの交流はすごく少なかったと思うけど、その中でも貴重な友人関係を築けてとてもよかった」
保護者
「ほんとよかったです。参加できて。うれしく思います。」

そして、東北学院大学でも2559人が卒業した。
去年4月に開設された若林区の五橋キャンパスが卒業式会場となるのは今回が初めて。

卒業生代表 法学部吉川輝さん
「コロナ禍であったからこそ当たり前の日常は決して当たり前のものではなく、出会えた人々や得られた経験が大変貴重なものであることを実感できたのだと思います」

卒業生
「寂しかった中でも家族の支えとかがあって乗り越えることができて良い経験になった」

保護者「経験を活かして上り坂も下り坂も〝まさか〟も乗り越えられると思います」

卒業生
「ゼミの皆が友達になってくれてこの前も旅行行ったりとかいろんなところ行けたので大好きな人たちに会えて充実した大学生活だった」

26日は雨が降る中での式となったが、卒業生は晴れやかな表情で大学生活の思い出を胸に刻んでいた。