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宮城ふるさとプラザ 運営団体が後継ショップの開設を検討 存続訴えるサンドウィッチマンにも連絡 具体的な場所は未定

2023年12月21日 10:05
宮城ふるさとプラザ 運営団体が後継ショップの開設を検討 存続訴えるサンドウィッチマンにも連絡 具体的な場所は未定

県が東京・池袋のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」を閉鎖する方針を示したことを受け、開設時から運営を行う「宮城県物産振興協会」は後継となるショップの開設を検討していることが分かった。具体的な場所などは未定という。

宮城県が2005年JR池袋東口に開設した「宮城ふるさとプラザ」では牛タンや笹かまなどの特産品およそ2000品目が販売されていて、昨年度まででのべ1260万人が訪れている。

宮城の魅力を首都圏に広くアピールする場となっていた一方、賃貸料など年間でおよそ1億3000万円の経費がかかることなどが課題となっていて、県は店舗の賃貸契約の期限となる2025年2月をもって契約を更新しないことを発表していた。

宮城県物産振興協会は生産者や関係者からも存続を求める声が多く寄せられたことなどを受け、後釜となるショップの開設を検討する方針を明らかにした。

現時点で具体的な場所や規模は未定だが、今後は県にも協力を求めながら検討を進める方針。

また、ラジオ番組でショップの存続を訴えていたお笑いタレントの「サンドウィッチマン」にも協力を求め連絡をとったという。