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【閉店へ】東京にある宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」 来年度中に閉める方針

2023年12月15日 20:35
【閉店へ】東京にある宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」 来年度中に閉める方針

宮城県は、東京・池袋にあるアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」を来年度中に閉店させ、今後は物産展への出店やネット販売に力を入れる方針を示した。

宮城県によると、「宮城ふるさとプラザ」はJR池袋駅東口に2005年に開設されて以降、牛タンや笹かまなどの特産品およそ2000品目を販売している。

東日本大震災のあった2011年には、過去最多のおよそ90万人が訪れるなど、首都圏への情報発信を担っていた一方、賃貸料など年間でおよそ1億3000万円の経費が大きな課題となっていた。

県は、店舗の賃貸契約が2025年2月に期限を迎えることから、有識者による懇話会を立ち上げ検討を重ねてきた。

結果、店舗は来年度中に閉鎖し、今後は百貨店での物産展や各地の特産品を扱うセレクトショップでの売場展開をしたり、県独自のネット通販サイトを充実させるなどして宮城の魅力を発信する方針を固めた。