3月に開幕する「センバツ高校野球大会」。

仙台第一高校が東北地区から「21世紀枠」の最終候補に選ばれていたが、惜しくも出場とはならなかった。

26日午後、校長室で発表の瞬間を待つ先生たち。

しかし、選ばれたのは北海道地区と近畿地区の2校。

出場となれば春は初めて。
夏に出場した1950年以来、74年ぶりの甲子園だったが、吉報は届かなかった。

選考結果は、待機していた部員たちにも伝えられた。

仙台第一高校・校長「結果は残念でしたけれども、3818校のうちの9校に選ばれた。これをばねに今度は自分たちの力でとりに行きましょう！」

困難な練習環境を克服したり、地域貢献活動に取り組んでいる学校が対象とされる「21世紀枠」。

仙台一高は、去年秋の宮城県大会で3位となり、東北大会では初戦敗退ながら強豪の青森・八戸学院光星に善戦。

進学校でありながら文武両道であることなどが評価され、全国の候補校9校のうちのひとつに選ばれていた。

仙台第一高校・野球部主将
「きょうの発表がマイナスではない。前向きに頑張っていきたい。絶対に夏は甲子園に行く」

残念ながら仙台一高が選ばれなかったことで、今大会は宮城からの出場校はゼロとなっている。

「センバツ高校野球大会」は、3月18日に開幕する。