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「見返りを求めた事実は全くない」大石知事が臨時記者会見 政治資金めぐり釈明《長崎》

2024年10月2日 18:39
「見返りを求めた事実は全くない」大石知事が臨時記者会見 政治資金めぐり釈明《長崎》

政治資金に関する疑惑を巡り、大石知事が記者会見を開いて経緯を説明しました。

286万円の「迂回献金」の疑惑については「医療法人から資金を受け取ろうとした意図は全くない」と話しました。

(大石知事)
「私の後援会の資金管理の報告の記載内容をめぐり、県民の皆様にご心配をおかけしていることを心からお詫び申し上げる」

先ほど午後5時から、臨時の記者会見を開いた大石知事。

自身の後援会の政治資金をめぐる問題に関して、これまで具体的な説明を避けていましたが、県議会で申し入れを受けたことなどから、弁護士らが同席した上で自ら説明しました。

大石知事を巡っては、おととしの知事選挙で医療法人など9つの団体から、自民党支部や県議の後援会を経由した286万円の「う回献金」の疑惑が浮上しています。

この点については…

(大石知事)
「医療法人から資金を受け取ろうとした意図は全くない。脱法的な手段を用いてう回させて受け取ろうとしたことは、全く指摘は当たらない」

また 県が県建設業協会の陳情を受けて公共工事の最低制限価格を引き上げた後、大石知事が協会側に後援会員集めを依頼したと指摘されていることについては「見返りを求めた事実は全くない」として疑惑を否定しました。

最終更新日:2024年10月2日 18:39