NUMO「支出は不可欠」 対馬市議の最終処分場施設見学の費用負担 が条例違反に反論《長崎》
対馬市の政治倫理審査会が市議の視察旅行ついて、「条例違反」にあたると判断したことについて、原子力発電環境整備機構=NUMOが5日、反論の談話を公表しました。
対馬市議13人は、今年4月にかけて青森と北海道の「核のごみ」の最終処分関連施設を見学。
その交通費や宿泊費などを運営主体であるNUMOが負担したことについて市の政治倫理審査会は、4日、「政治的または道義的批判を受けるおそれのある寄付にあたる」と判断する報告書を公表していました。
これに対しNUMOは5日、ホームページ上で談話を発表し、「関連施設の見学機会の提供は当機構の重要な活動」で、「必要な費用の支出は事業を実施する上で不可欠」と表明しました。