「インタビューシップ」高校生が長崎県内の企業を“深掘り” 経営者らへのインタビュー《長崎》
高校生が県内の企業を“深掘り”します。
経営者らへのインタビューを通じ、長崎の魅力を知り働く意味を考える取り組み「インタビューシップ」が6日行われました。
長崎市の「石丸文行堂」を訪れた長崎商業高校の1年生。
(生徒)
「宜しくお願いします」
迎えるのは5代目の石丸 忠直社長です。
「インタビューシップ」は地元企業の魅力を知ることで働く意味を学んでもらい将来的な地元定着につなげたいと県内の経営者らでつくる「県キャリア教育実践チーム」が企画。県内40の企業などを高校生が訪問し、経営理念や地域活性化への思いなどを尋ねます。
(生徒)
「やりがいはなんですか」
(石丸文行堂 石丸 忠直社長)
「うちは文房具や雑貨を販売する 仕事をしているがお客さんがまさにこれだと商品がはまった時感謝されるしそのやりとりが店の販売スタッフにとっても喜び」
オリジナルの便せんや万年筆などを見せてもらいながら、商品開発にかける思いにも触れた生徒たち。多くの収穫があったようです。
(生徒)
「自分たちは買う側で従業員の大変さを知らなかった。知ることができてよかった」
(石丸文行堂 石丸 忠直社長)
「これからの人生は学生一人一人自分のもの、あらゆる可能性を選択肢として考えてもらいたいが、その選択肢を考える上できょうが何かしらの機会になればうれしい」
生徒たちはインタビューの内容をまとめ、受け入れ先の企業も招いた発表会を開く予定です。