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「死に至る危険あった」被告の男に懲役19年実刑判決 松浦コンビニ強盗殺人未遂事件で長崎地裁《長崎》

2024年6月4日 20:41
「死に至る危険あった」被告の男に懲役19年実刑判決 松浦コンビニ強盗殺人未遂事件で長崎地裁《長崎》

去年6月、松浦市のコンビニエンスストアで起きた強盗殺人未遂事件の裁判員裁判で、長崎地裁は4日、被告の男に懲役19年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは住所不定 無職川端 健太郎 被告 30歳です。

川端被告は去年6月、松浦市のコンビニエンスストアで男性店員と男性客をバールで殴り、大ケガをさせた上、現金およそ5万円を奪ったなどとして、強盗殺人未遂などの罪に問われていました。

4日の裁判員裁判の判決公判で長崎地裁は2人の被害者について「止血せず放置されていれば死に至る危険があった」と指摘。

極めて危険かつ悪質な犯行で、「強い非難に値する」として、検察側の懲役22年の求刑に対し、懲役19年の実刑判決を言い渡しました。

川端被告の弁護人によりますと、川端被告は判決に「納得しています」と話し、控訴しない意向を示しているということです。