小学生がデザイン「平和のバス」出発…福山雅治さんがイラスト選考 来年3月まで運行《長崎》
子どもたちの平和を願うイラストがラッピングされた「平和のバス」の出発式が25日、長崎市で行われました。
バスの後部に描かれているのは、笑顔で咲く「平和の花」です。
(長崎市立銭座小学校4年 酒井 菜乃花さん)
「みんなが笑顔で遊んでいるような場面をイメージして描いた。けんかや差別をせず、仲良くしなきゃなと思ってほしい」
被爆樹木の保存などを行う「長崎クスノキプロジェクト」が実施する「平和のバス」のデザインコンテスト。
総合プロデューサーを務める俳優の福山 雅治さんが、全国の小学生から寄せられたおよそ50作品の中から2作品を選びました。
25日は出発式が行われ、この2点のデザインがラッピングされたバスがお披露目されました。
すべての作品を見たという福山さんは「それぞれの真摯な願いが伝わってきた。SNSを通して世界中の皆さんに観て乗車してほしい」とコメントしています。
平和のバスは来年3月末まで、長崎市内で運行するということです。