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大石知事が臨時会見で疑惑を釈明「もはや司法のご判断を待つしか…」架空貸し付け指摘を否定《長崎》

2025年3月13日 18:33
大石知事が臨時会見で疑惑を釈明「もはや司法のご判断を待つしか…」架空貸し付け指摘を否定《長崎》

大石知事は13日、臨時の記者会見を開き、自身の後援会の政治資金に関する疑惑について改めて釈明しました。

後援会の責任者としての経験不足を挙げたうえで陳謝し、再発防止に努めると述べました。

(大石知事)
「県議会や県庁職員、県民の皆様にご迷惑をおかけしていること、この状況を重く受け止めて反省し、お詫びを申し上げる次第」

13日午後4時から、臨時の記者会見を開いた大石知事。

自身の後援会の政治資金を巡る疑惑について改めて釈明、陳謝しました。

大石知事については3年前の知事選挙を巡り、自身の後援会に2000万円を貸し付け、約655万円の返済金を受け取った「架空貸し付け」などの疑惑が指摘されています。

13日の会見では…

(大石知事)
「2000万円の問題については、架空の資金移動をでっち上げたものではなく、実在する一つの資金移動を二重に計上したもの。
もはや、司法のご判断を待つしかない」

疑惑を改めて否定したうえで、後援会代表としての経験不足や当選後の時間的な制約などを理由に「十分な管理ができていなかった」と、反省の言葉を口にしました。

(大石知事)
「現在は新たな代表者のもとで、より適正な管理体制の実行を進めるとともに、専門家の指導を受けるなど再発防止に努める」

大石知事の疑惑を巡っては、県議会の「改革2」「県民会議」「共産党」「もったいないよ長崎」の4つの会派が、“疑惑は払拭されていない” などとして、より強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置を求める動議を議長に提出。

県議会最終日の19日に、採決が行われるということです。

最終更新日:2025年3月13日 18:33
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