去年墜落の海自ヘリ海底から引き揚げ「機体から複数遺体」大村航空基地所属などの隊員か《長崎》
海上自衛隊は、去年4月に伊豆諸島沖で墜落した哨戒ヘリコプター2機を海底から引き揚げたと発表しました。
機体からは複数の遺体が発見されたということです。
この事故は去年4月、伊豆諸島沖で海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が夜間訓練中に衝突し、墜落したものです。
大村航空基地所属の4人を含む乗員8人全員の死亡が認定されていますが、うち7人の行方が分かっておらず、機体は深さ約5500メートルの海底に沈みました。
海上自衛隊は今月上旬から、アメリカ海軍などに委託する形で引き揚げ作業に着手。
関係者によりますと、12日までに2機の機体を引き揚げ、内部や周辺から複数の遺体が発見されたということです。
最終更新日:2025年3月13日 20:36