【中継】春休みにオススメ!体験も研究も「親子で楽しむ企画展」長崎市の恐竜博物館で開催中《長崎》
(冷川小粹アナウンサー)
去年10月にオープンから3周年を迎えた、長崎市の『ベネックス恐竜博物館』からお伝えします。
大迫力のティラノサウルス!、約13メートルあるんですよ
骨格のレプリカとはいえ、やはり迫力がありますね!
【中継の詳しい内容は動画をご覧ください】
今にも動き出しそうなティラノサウルス。
肉食恐竜として有名ですが、食料としてなんでも襲うほど獰猛であったかどうか…、その性格については、まだまだ研究が続いているそうです。
私がお邪魔しているのは、親子でのおでかけにも大人気、長崎市野母町の『ベネックス恐竜博物館』の常設展示室です。
ベネックス恐竜博物館には、200点以上の模型や全身骨格などが展示されているんですが…
映画の世界に入り込んだようなこのスケールの大きさ!。2階から見下ろすこともできます。
展示されているのは、6600万年前頃に絶滅したといわれる恐竜を研究して復元されたものですが、生きていた時代を考えるとロマンを感じますよね。
恐竜復元の歴史を振り返って、ワクワクしながら学べる企画展が3月から開催されていて、学芸員の竹内一真さんに説明いただきます。
こちらが恐竜復元の歴史が学べるという会場です。
(学芸員 竹内一真さん)
約170年前に復元されたときのイグアノドンという恐竜を基に作った模型になります。
恐竜研究は、だいたい200年前から始まったといわれていて、イグアノドンに関しては命名されて今からちょうど200年前なので、恐竜研究の最初のころから研究されているような恐竜になります。
そして後ろにあるのが、昭和の日本で発売されていた恐竜図鑑です。
(冷川小粹アナウンサー)
恐竜の復元はどのような人がするんですか?
(学芸員 竹内一真さん)
研究者とは別で復元だけをする「パレオアーティスト」という専門の職業があります。
基本的には研究に沿った復元を作るんですが、作者によっては恐竜の生きざまを想像して表現したりしていることもあります。
(冷川小粹アナウンサー)
今回の企画展では、現在も活躍している3人の日本人パレオアーティストの作品を展示しています。
常設展にもあったティラノサウルスもいますね。
(学芸員 竹内一真さん)
この模型を作った頃は、“恐竜ルネッサンス” に影響を受けたそうで、昭和の図鑑に合ったような恐竜がどっしりした、のんびりしたイメージから、もっとアグレッシブだったとイメージが変わったことそうです。
(冷川小粹アナウンサー)
こちらには小さな子どもたちが楽しめる面白そうなものがありますよ。
に入ってしまったんですがイグアノドンに踏まれている状態なんですよ。
箱に足跡の形の穴がたくさんあって、中に入るとイグアノドンの足と同じ大きさの影が見えます。
親子で楽しんでもらえるように、お子さんが遊んで楽しめるブースも用意しています。
(学芸員 竹内一真さん)
復元を実際にやっている気分になれるパズルも用意していますし、恐竜パークでは、化石の発掘体験や遊具も楽しめます。
おとなりの野母崎文化センターには、ひるじげドンでおなじみ “ながさき犬ちゃん” などのふわふわ遊具もあります。
この企画展のチケットを提示すると無料で遊べるということです。
春休みも恐竜パークで学んで遊んで、楽しい思い出が作れそうですね。
企画展『恐竜の姿はこう変わった!』は、5月18日まで開かれているということです。
【NIB news every. 2025年2月28日放送より】