ペットボトル茶の普及で知らない人急増「お茶の淹れ方教室」中学生が体験したポイントとは?《長崎》
長崎市の中学生がお茶をおいしく味わえる入れ方を学びました。
(日本茶インストラクター 西田春菜さん)
「急須が揺れるたびに、茶葉が広がって味が濃くなります」
県立長崎東中学校で行われた「お茶の淹れ方教室」。
お茶の正しい入れ方を学び、県産茶のおいしさを知ってもらおうと県が開き、1年生約120人が日本茶インストラクターから指導を受けました。
玉緑茶はお湯の温度を約70℃にし、茶葉を開かせるためお湯を急須に注いでから、45秒待ちます。
(生徒)
「自分で入れたことにより、一段とおいしく感じる」
濃さを均等にする注ぎ方など、お茶をおいしく味わう方法も学びました。
(生徒)
「いつもよりおいしかった。自分でいれてみるのも楽しいと感じた」
(日本茶インストラクター 西田春菜さん)
「急須を使って(お茶を)飲んだことがないという生徒が増えているので、一度体験してもらって、お茶っておいしいなという経験をし、飲み続ける習慣にしてくれたら」
また 渋みを出さずに冷茶を入れる方法についても学び、温かいお茶との違いを味わいました。
(生徒)
「さっきより甘い」
(生徒)
「冷たいの合うね。さっきより苦みが少なくなった気がする。夏とか飲みたい」
ペットボトルのお茶の普及で、急須で入れることが減っているというお茶。
生徒たちは、改めてお茶の良さを感じていたようです。