高校生開発の「バリうまかよマツ天」が優秀賞に アイゴなど “未利用魚” でオリジナル商品《長崎》
食材に使用されにくい魚を使い オリジナル商品を開発する全国大会で、長崎市の高校生が優秀賞を受賞し、鈴木長崎市長に報告しました。
長崎南山高校2年生の赤木来羽さんは今月13日、東京都で開催された「LOCAL FISHCAN グランプリ」で優秀賞を受賞しました。
今回、開発した「バリうまかよマツ天」は、臭みなどから食材として利用されることが少ない未利用魚の「アイゴ」や、磯焼けの原因にもなる「マツバガイ」を使った練り物で、長崎市の鈴木市長に25日、受賞を報告しました。
(長崎南山高校2年 赤木 来羽さん)
「うれしいです。長崎の海をいい方向に持っていきたいというのが第一と、長崎のかまぼこ文化や魚文化を助けたい」
祖父が元漁師で、海に関心があるという赤木さん。
今後も海の環境保護につながる商品の開発・研究を続けたいと話していました。