【衆院選】投票日迫る!終盤の情勢調査「長崎2区と3区」与野党激しく競り合い一歩も譲らず《長崎》
NNNと読売新聞は、27日に投開票が迫る 衆議院議員選挙の終盤の情勢調査を行いました。
長崎2区と3区はいずれも与野党の候補が激しく競り合ったまま、終盤を迎えています。
情勢調査は、NNNと読売新聞が22日から24日までの3日間、電話とインターネットで行いました。
長崎1区では、3期目を目指す国民民主党・前職の西岡 秀子候補が引き続き安定した戦いを見せ、自民党・新人の下条 博文候補が追う展開となっています。
西岡候補は、国民支持層の9割、立憲支持層の8割を固め、無党派層の4割にも浸透。
自民支持層の2割、維新支持層の3割にも食い込んでいます。
年代別では、30代の4割、50代、70歳以上の4割強など幅広い年代から支持を得ています。
下条候補は公示直後、6割にとどまっていた自民、公明の支持層を7割まで伸ばしましたが、無党派層の支持は1割弱と広がりを欠いています。
年代別では、70歳以上の3割。職業別では、商工自営・自由業の3割、無職の3割弱から支持を受けています。
日本維新の会・新人の山田 博司候補、共産党・新人の内田 隆英候補、参政党・新人の黒石 隆太候補は伸び悩んでいます。
2区は、立憲民主の山田 勝彦候補と自民の加藤 竜祥候補の前職2人が、互いに一歩も譲らぬ展開となっています。
山田候補は立憲支持層の9割強を固め、無党派層の3割強にも浸透。
ただ、国民支持層は2割強と固めきれていません。
職業別では無職の5割強、会社員など給与所得者の3割に、年代別では70歳以上の5割に浸透しています。
加藤候補は自民支持層の8割弱、公明支持層の7割を固めて序盤より浸透しましたが、無党派層は依然1割にとどまり、広がりを欠いています。
年代別では、30代、50代、60代の3割以上。職業別では農林水産業の6割から支持を得ています。
日本維新の会・新人の横田 朋大候補、参政党・新人の髙木 聡子候補は、前回の調査と変わらず広がりを欠いています。
3区は、自民・前職の金子 容三候補と立憲民主・元職の末次 精一候補が横一線のまま、終盤に向けさらに激しさを増しています。
金子候補は自民支持層の8割、公明支持層の7割から支持を得ていますが、無党派層は1割強の支持にとどまっています。
年代別では、60代の4割弱、70歳以上の5割弱。職業別では農林水産業の5割弱から支持を得ているほか、専業主婦からの支持を4割に伸ばしています。
末次候補は立憲支持層の9割、国民支持層の6割を固めたほか、序盤に続き無党派層の3割にも浸透しています。
年代別では、40代、50代で3割強。職業別では商工自営・自由業の4割強と金子候補を上回っています。
日本維新の会・新人の井上 翔一朗候補は、支持を広げられていません。
今回の調査では、いずれの選挙区でも約2割の回答者が、投票する候補者をあげておらず、今後 情勢が変化する可能性もあります。
投開票日のあさって27日午後7時58分からは選挙特番「zero選挙」で、県内3選挙区の最新の開票速報などをお伝えします。
また NIBの公式YouTubeチャンネルでも、日本テレビのデジタル選挙特番とあわせた最新情報を配信する予定です。