【衆議院選挙・長崎1区】“変革期の県都” 5人が乱戦 無党派層の取り込みがカギか?《長崎》
27日に投開票を迎える衆議院選挙。
長崎県は今回から選挙区の数が「4」から「3」に。
長崎1区は、これまで旧2区だった旧外海町と旧琴海町が加わり長崎市全域が選挙区となりました。
立候補しているのは、届出順にこちらの5人です。
▼日本維新の会・新人の山田 博司候補(54)
▼共産党・新人の内田 隆英候補(68)
▼参政党・新人の黒石 隆太候補(33)
▼自民党・新人の下条 博文候補(49)
▼国民民主党・前職の西岡 秀子候補(60)
100年に一度の変革期を迎えた県都での決戦。
支持基盤の引き締めや、無党派層の取り込みに力を注ぐ各候補の戦いを取材しました。
■山田 博司候補(維新・新)
衆議院を解散した翌日の今月10日。
長崎市の商業施設前でマイクを握ったのは、日本維新の会の馬場 伸幸代表です。
大阪を主戦場とする維新ですが、長崎ではすべての選挙区に候補者を擁立しました。
(日本維新の会 馬場 伸幸代表)
「古い政治を打ち破り、新しい政治にチャレンジして、長崎で暮らしてよかったといわれるような政治をやっていきたい」
ともに街頭に立ったのは、新人の山田 博司候補 54歳。
県議会議員を5期務めた後、前回 3年前の衆議院選挙で旧長崎3区から出馬しましたが、当選はかなわず。
今回、2度目の国政挑戦です。
(山田 博司候補)
「政権与党は、党利党略を優先する。こういった政治を変えないといけない」
維新はここ3回の国政選挙で 県内での比例票を伸ばしていて、おととしの参議院選挙では得票率が10%を超えました。
公示後は1日20か所の街頭演説をノルマに、支持拡大を図っています。自民党の裏金問題が争点となっている 今回の選挙。
企業団体献金の禁止などを訴えます。
(山田 博司候補)
「企業団体の献金、企業団体によるパーティー券の購入、そういったことで政治が左右されるのか」