“五島版ハロウィーン” 伝統行事「いもはまんだかな」中秋の名月にあわせ富江町で実施《長崎》
中秋の名月にあわせて子どもたちが家々を回り、お菓子などをもらう伝統行事が五島市で行われました。
中秋の名月の17日。
学校帰りの子どもたちが地域の家々を訪ね、玄関先で呼びかけます。
(子どもたち)
「いもはまんだかな~」
五島市富江町の伝統行事「いもはまんだかな」。
「イモはまだですか」と言いながら地域を回り、お菓子をもらいます。
「五島版ハロウィーン」とも言われる伝統行事です。
(子ども)
「楽しい。まだまだ始まったばかりなのでもっと集めたい」
以前は、秋の収穫に感謝してススキとともにお供えした “ふかしたイモ” を子どもたちにおすそ分けしていたそうです。
(地元の住民)
「(昔は)イモとかソラマメ、家によってはクリも採ってきて茹でて出していた。子どもたちの声を聞くと元気が出る」
たくさんの「おやつ」を手にした子どもたち。
満足そうに家路につきました。