長崎県がワースト3位「横断歩道渡る歩行者への衝突事故」年末に交通事故増加の傾向《長崎》
県警が2日に発表した「県内の交通事故の情勢」について見ていきます。
こちらは2021年からの過去3年間の死亡・重傷事故の発生ですが、年末期「10月から12月」が最も多く、3年間ともほかの期間を上回っています。
去年はこの期間に100人以上が被害にあっているという結果です。
このうち「車と歩行者」の事故による被害者数を見ると
「10月から12月」は123人で、ほかの期間と比べて2倍近くになっています。
どうしてこの期間に、事故が多くなる傾向にあるのでしょうか。
県警では「日照時間が短いこと」や「交通量や人の流れが増える時期」であることから、事故のリスクが上がると分析しています。
長崎県は去年「横断歩道を渡っている歩行者に衝突する事故」の件数が、人口10万人あたり約14件で、全国ワースト3位となっています。
運転手は、右折左折の際の安全確認の徹底。
歩行者は夜間に出かける際、ホームセンターなどで購入できる『反射材』を身に着けるなど、事故を “自分事” として気を付けるよう呼びかけています。