石木ダム建設事業 検討委「事業継続が妥当」答申《長崎》
県と佐世保市が進める石木ダム建設事業を再評価する検討委員会の最終会合が開かれ「事業継続が妥当」とする答申書を市に提出しました。
答申書では、市水道局の水需要予測を「地域の実情に即した適切な推計」と評価。
その上で「水源確保の手段としては現状において石木ダム案以外に実行可能な方策は認められない」として、「事業継続が妥当」と結論付けました。
一方で、通算10回にわたり工期延長となっていることなどを挙げ「いたずらに時間を重ねることは許容できない」としています。
(検討委員会 横山均 委員長)
「また工期延長を重ねるようであれば、本当にこの事業についてやる気があるのか覚悟があるのか、問いたい」
市は今後、「事業継続」の再評価書を作成し今年度中に国に提出するということです。