県議会が開会 県職員の給与引き上げや石木ダム新基金など総額約19億円の補正予算案を提案【長崎】
県議会が27日開会し、県職員の給与の引き上げ費用などを盛り込んだ総額19億円あまりの補正予算案が提案されました。
県議会に提案されたのは総額およそ19億1100万円の一般会計補正予算案です。
人事委員会からの勧告に従って県職員の給与などを引き上げる費用も含まれています。
行政職の平均で月額0.99%引き上げるほか、ボーナスは知事ら特別職を含めて0.1か月分引き上げます。
また、川棚町の石木ダム建設事業に伴って土地の売却などに応じた地権者らに協力金を支払う新しい基金の設立費およそ10億2900万円も盛り込まれました。
大石知事は、石木ダムの早期完成に向けて「地元住民に理解と協力を得られるよう努力を重ねていく」と述べました。
県議会は12月20日までの24日間行われ、12月1日からは一般質問が行われます。