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公共交通空白地域の “町民の足” として活躍に期待「あいのりタクシー」川棚町で運行開始《長崎》

2024年11月12日 15:00
公共交通空白地域の “町民の足” として活躍に期待「あいのりタクシー」川棚町で運行開始《長崎》

公共交通機関のない地域での住民の移動手段の確保に向け、新たな取り組みがスタートしました。

11日に川棚町でスタートした「あいのりタクシー」。

(利用者)
「便利だと思う。娘がいる時は娘に乗せてもらって来るが、娘がいない時は利用していかないと」

(利用者)
「病院に行くときなんかは特に (利用したい)。ゆっくり乗れると思う。(あいのりだと)安くなるから」

川棚町は、駅やバス停などがない「公共交通空白地域」が多く、自宅と中心部の間をタクシーを乗りあって利用できます。

川棚町と交通事業者が連携した取り組みで、行き先はスーパーや病院など 16の施設。

料金は300円から最大1000円までで、通常の半額程度で利用できます。

あいのりタクシーは平日の月曜日から金曜日までの運行で、乗車には事前予約が必要だということです。

波戸 川棚町長は「利用者の意見を聞きながらより良いものにして、町民の足となることを願う」と話しています。

最終更新日:2024年11月12日 15:00