7年ぶりのJ1昇格はプレーオフへ持ち越し「V・ファーレン長崎」最終成績は21勝12分5敗《長崎》
(青木雄大アナウンサー)
10日のリーグ最終節で、今シーズンのJ2の順位が確定しました。
清水エスパルスと横浜FCがJ1自動昇格。
V・ファーレンの最終成績は、21勝12分5敗でした。
2013年にJリーグに参入してから最も少ない5敗、74得点もシーズン最多を更新しました。
(佐藤肖嗣アナウンサー)
そして、プレーオフ出場権を勝ち取った 3位から6位はこのようになりました。プレーオフ準決勝は、3位対6位と4位対5位の対戦となります。
準決勝は、V・ファーレン vs ベガルタ仙台。
もう1試合は、モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山となりました。
(青木雄大アナウンサー)
V・ファーレンは今シーズンのリーグ戦では、ベガルタ仙台に対し1分1敗と勝てていません。
ただ リーグの最終節を5連勝で締めくくって、チームの状態は上り調子です。そしてもう1つ期待できる要素があります。
(佐藤肖嗣アナウンサー)
今シーズンの仙台戦で2試合ともに得点しているのが、J2の得点ランキング5位のエジガルジュニオ選手なんです。
37節にケガから復帰してすぐゴールも決めるなど、調子も上がってきていますし、ここ2試合は復帰したばかりで途中出場でした。
ここから3週間の調整期間があるので、コンディションによってプレーオフは先発の可能性があるかもしれません。
(青木雄大アナウンサー)
そのプレーオフですが、前・後半45分の90分間の試合時間で行われます。
準決勝、決勝ともに90分で引き分けの場合は、年間順位の優位性を確保するため、リーグ戦の年間順位が上位のクラブが勝者となります。
その意味でも、4チームの中で最も順位が高い3位のV・ファーレンは優位ということになります。
仙台をホームに迎え撃つ準決勝は12月1日。そして決勝は12月7日に行われます。
また 10日のリーグ最終節のセレモニーでは、来シーズンからの新エンブレムの発表もありました。
クラブ アイデンティティの象徴である「V」の文字と、NAGASAKI の「N」の文字を融合させ、平和への想いを込めた「折り鶴」をモチーフとしています。
翼を広げて力強く羽ばたくシルエットは、長年愛されてきたオシドリのイメージを継承し、世界に向けて挑戦するクラブの姿を表現しているということです。
プレーオフを勝ち抜いての7シーズンぶりの “J1復帰” に期待しましょう。