最後の「NOKISAKIマーケット」6年ぶり開催 再来年解体予定の浦上百貨センターで《長崎》
2年後に解体予定の長崎市の浦上百貨センターで30日、6年ぶりとなるマーケットが開かれ、多くの人でにぎわいました。
手作りの雑貨にアクセサリー、アロマセラピーのコーナーも。
長崎市川口町の浦上百貨センターで30日、「NOKISAKIマーケット」が6年ぶりに開催されました。
約40の店が並んだほか、隣の川口公園では子ども向けのコーナーやキッチンカーなども登場し、多くの人でにぎわいました。
( 訪れた人)
「楽しかった。子どもが少しでも遊べるところがあると親としてはうれしい」
1971年に完成した浦上百貨センターは、建物の老朽化にともない、再来年、解体される予定となっています。
(訪れた人)
「久しぶりにこういうにぎわいを見てうれしい。50年以上いたから壊れるのはさみしい」
(長崎市浦上百貨センター協同組合牧山 直樹 副理事長)
「皆さんにこにこしている。これが本来の姿。昔のにぎわいを思い出してもらい最後の思い出にしてもらえればいい」
半世紀にわたり市民の暮らしを支えてきた浦上百貨センター。
かつてのにぎわいを取り戻していました。