高校生が卓袱料理を体験！まち歩きを通しふるさとの歴史や魅力を学習《長崎》

まち歩きなどを通じて地元の歴史や魅力を学習する活動を長崎市の高校生が体験。
生徒たちは卓袱料理も味わい、マナーやしきたりも学びました。

（住職）
「大雄宝殿と言いますお釈迦様を祀る建物となっています」

長崎市寺町の興福寺。
訪れたのは長崎商業高校の3年生です。

ふるさとの世界的な価値を発信できる生徒の育成を目指すキャリア教育の一環で行われました。

この日はおよそ150人が参加し、観光ガイドから日本最初の黄檗禅宗の唐寺として建立された経緯などについて説明を受けました。

(生徒)
「長崎の歴史のある場所を訪れたり、調べたりしないので実際に行き、こんな場所があって歴史があるというのを知ることができた」

一行はその後、市内の料亭 青柳へ。
長崎ならではの「卓袱料理」を体験しました。

(料亭 青柳　女将 山口 梅美さん)
「ちょっと斜めにすると食べ終わった合図なので仲居さんがすっと下げてくれるのでスマートですね」

ほとんどの生徒にとって初めての体験。
マナーやしきたりを学びながら味わいました。

(生徒)
「めちゃくちゃおいしい」

(生徒)
「じか箸で取るのがマナーというのが少し驚いた」

（生徒)
「自分が生まれ育ったところなのに知らないことが多くて、長崎で生まれ育った者としてしっかり学んでいきたい」