南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」受け 鈴木知事が「備え再確認」「落ち着いた行動」など呼びかけ(静岡)
気象庁が南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表したことを受け、静岡・鈴木知事が「地震への備えの再確認」や「落ち着いた行動」を呼びかけました。
8日 午後4時43分ごろ、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎県で震度6弱などを観測しました。
気象庁は専門家らによる評価検討会を開き、南海トラフ地震の想定震源域とその周辺で、規模の大きな地震が発生する可能性が、平常時と比べて相対的に高まっているとして、南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。これを受け、鈴木知事は“大地震への備え”を県民に呼びかけました。
(鈴木知事)
「静岡県では大規模地震の発生可能性が平常時に比べて高まっていることから」「県民の皆さまには『日頃からの地震の備えの再確認』『地震が発生したらすぐに避難するための準備』をお願いします」
県は“避難への心構え”として「避難場所や経路の再確認」「家族の居場所を常に把握し、集合場所を確認する」「避難時の持ち出し袋を玄関に準備」すること、さらに、自宅での備えとして、「落下する危険がある物を移動させておく」「浴槽に水を常にためておく」「寝るときは、枕元に靴や財布などを準備」するよう、呼びかけました。