市教委が企画「ふるさとに誇りをもって」高校生が “まち歩き” や "卓袱料理” を体験学習《長崎》
高校生がまちを歩き、長崎の歴史や文化を学びました。
和・華・蘭の文化が合わさった長崎伝統の「しっぽく料理」も味わいました。
長崎市の出島にやってきたのは、長崎商業高校の3年生約40人。
(ガイド)
「向こうの端まで全部が、江戸時代の物」
ふるさとに誇りを持ってもらおうと市の教育委員会が企画した体験学習で、ガイドによる説明を受けながら歴史や文化を学びます。
(ガイド)
「砂糖が荷下ろしされて、ずっと小倉まで長崎街道がいっているのが、俗にいうシュガーロード」
(長崎ストーリーズガイド 冨永 緑さん)
「とってもいいこと。昔の人たちが(長崎の文化を)話して聞かせることで、将来の長崎のために(なる)。頑張ってほしい」
まち歩きのあとに体験したのは…
(坂本屋 女将)
「おひれをどうぞ」
長崎伝統の『しっぽく料理』です。
かつて貿易拠点として、栄えたことから外国の食文化が融合されてできたという、歴史や作法を学びながら食事を楽しみました。
(高校生)
「初めてです。緊張しているが、美味しく食べられている」
(高校生)
「大鉢が全部美味しかった。まだまだ食べたい」
(高校生)
「日本のいい伝統だと思うので自分たちが継承していきたい」
教育委員会は「長崎の文化を体験してもらい、市の内外に魅力を発信してほしい」と話していました。