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【解説】アクセス機能強化を見据えた「JR長崎駅前周辺の再開発事業」都市計画の素案の内容は《長崎》

2025年3月5日 20:30
【解説】アクセス機能強化を見据えた「JR長崎駅前周辺の再開発事業」都市計画の素案の内容は《長崎》

長崎スタジアムシティをはじめ、市内各地へのアクセス機能の強化を見据えた「JR長崎駅前周辺の再開発事業」についてです。

県営バスターミナルが入る「交通産業ビル」は、完成から60年以上が経ち、老朽化が進行しています。


去年3月、県や周辺の土地所有者らでつくる準備組合が発足し、現地で建て替える方針を決めました。

そして先月行われた周辺住民向けの説明会で、都市計画の素案が示されました。


再開発の対象は、黄色で示された「県営バスターミナル」を中心に、赤色の線で囲まれた長崎市大黒町地区となりますが、


「A街区」約3700平方メートルと隣接する形で、
「B街区」約1100平方メートルを整備する方針で、
黄緑色の部分は国道を広げて、バス専用の停車帯を整備するとしています。

断面イメージで見ると「A街区」では、バスターミナルや商業施設、宿泊施設などが入る複合ビルの建設を検討。

「B街区」は、駐車場や商業施設などが入るビルを建てて、渡り廊下でつなぐ案も出ています。

一帯の再開発を巡っては、
▼ターミナル前の国道の混雑緩和、
▼乗り継ぎの利便性向上
▼駐車場の増加…といった効果が期待されています。

完成は 5年後、6年後を見込んでいて、県は素案について「審議会などを経て、丁寧に進めていきたい」としています。

最終更新日:2025年3月5日 20:30
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