「長崎で出来る地域貢献とは…」スタジアムシティへ移転の三井住友海上がトークイベント開催《長崎》
長崎スタジアムシティ内にオフィスを移転した企業が、地域創生の取り組みなどを考えるイベントを開きました。
長崎市やスタジアムシティの運営会社のトップも参加し、長崎の未来像について語りました。
トークイベントは損害保険会社大手『三井住友海上』が、地域創生や社会課題の解決を考えようと開催しました。
三井住友海上は先月、元船町にあった長崎オフィスをスタジアムシティ内に移転。
席を決めないフリーデスクで、社員同士のコミュニケーションが活発になったそうです。
イベントでは、舩曵 真一郎 社長のほか、鈴木長崎市長、長崎スタジアムシティを運営する『リージョナルクリエーション長崎』の岩下英樹社長が意見を交わしました。
(長崎市 鈴木市長)
「スタジアムシティは、地方創生の即戦力。いかにインフラを活用し、魅力のあるコンテンツを作るか」
(リージョナルクリエーション 岩下英樹社長)
「産学官いろんなものが連携して、最終的にはここでスタートアップ企業が生まれて、長崎発の全国に届く企業が生まれたら面白い」
また 船曳社長は、社員から出された提案も披露し、損害保険会社として “長崎で出来る地域貢献” について語りました。
(三井住友海上 舩曵 真一郎 社長)
「単に台風や地震の保険だけでないところで、我々の価値を出せるところがいっぱいある。
例えば、長崎は坂が多い。道路の傷みをドライブレコーダーでチェックする。高齢化が進んでいるので、自動タクシーが走行できるような貢献できるんじゃないか」
イベントには社員も参加し、若者向けの金融知識のワークショップやスタジアムシティでの防災イベントの開催など、積極的にアイデアを発表。
長崎の未来像について活発に意見を交わしました。