「火災相次ぐ」長崎市でマンション一室を半焼 大村市では有料老人ホームでベッド焼ける《長崎》
県内では4日午後、相次いで火事が発生しました。
長崎市では、市役所近くのマンションの最上階が焼ける火事がありました。ケガ人はいませんでした。
(冷川小粹アナウンサー)
「長崎市大井手町の火災現場です。茶色いマンションの6階部分でしょうか、白い煙が上がっています。こちらも焦げ臭いにおいが漂っています」
4日午後0時半過ぎ、長崎市大井手町で「最上階から煙がみえる」と隣のビルにいた人から消防に通報がありました。
この火事で、鉄筋コンクリート6階建てマンションの6階の和田 和年さん(91)が暮らす1室を半焼し、火は約50分後に消し止められました。
和田さんは当時、不在だったということです。
警察によりますと、6階は1世帯で高齢の男性が暮らしていて、当時は外出中だったということです。
ほかの階の住民は駆け付けた消防が避難させるなどして逃げ出し、ケガはありませんでした。
警察は電気を起因とする火災の可能性があるとみて、詳しく調べています。
一方、大村市西部町の有料老人ホームで午後0時半過ぎ、2階の利用者の部屋のベッドが焼ける火事がありました。
警察によりますと、火災報知機の音で気づいた職員が火を消し止めたということです。
この部屋の利用者は当時、別の階で食事をしていて無事で、ほかの利用者や職員にもケガはありませんでした。
いずれの火事も警察と消防が合同で詳しい原因を調べています。