高校3年間で学んだ知識や職人伝承の技を美術作品に『けいほ展』300点の力作を展示《長崎》
瓊浦高校の生徒たちによる「美術作品の展示会」が、県美術館で開かれています。
坂本龍馬も愛用していた「亀山焼」の絵皿。
花や唐子が絵付けされています。
長崎の伝統工芸「ハタ」には、”感謝” や ”笑顔” などの言葉を「書」でデザインしました。
4日から県美術館で始まった『けいほ展』。
長崎市の瓊浦高校の生徒たちが、職人の指導を受けながら授業や部活動で作った作品が300点あまり並びます。
(瓊浦高校 情報ビジネス科 阿部泰宣 教諭)
「地域に根差す歴史や郷土の文化を、生徒が学び作った作品を地域の皆さんに見てほしい」
アルミニウムや真ちゅうから削り出した「コマ」は、ものづくりの知識や技術を生かした機械科の課題研究です。
スマートフォンのケースをデザインしたオリジナルTシャツなど、生徒たちの力作がそろいました。
(瓊浦高校 情報ビジネス科 阿部泰宣 教諭)
「学校が創立100周年を迎えるということもあり、さらに教育内容を充実させて生徒がいろんなことに積極的に取り組めるような学校づくりを、生徒と地域の皆さんと一緒にやって展開していきたい」
『けいほ展』は、県美術館で9日まで開かれています。