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球速は最速160キロ「日本を代表するピッチャーに」ヤクルト1位指名の中村優斗投手が母校凱旋《長崎》

2024年10月31日 19:31
球速は最速160キロ「日本を代表するピッチャーに」ヤクルト1位指名の中村優斗投手が母校凱旋《長崎》

「日本を代表するピッチャーに」ふるさとで力強く宣言しました。

プロ野球ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けた、愛知工業大学の中村 優斗投手が母校の諫早農業高校に凱旋しました。

全校生徒773人の大きな拍手に迎えられた 愛知工業大学4年生の中村 優斗投手。

母校の県立諫早農業高校で、プロ野球選手としての活躍を誓いました。

(中村優斗投手)
「まだ、指名されてスタート地点に立っただけ。このような形で、いい報告ができるように頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします」

高校時代、甲子園出場は叶わなかった中村投手。

部活動だけでなく、勉強にも力を入れて取り組んでいたそうです。

(高校時代の担任 西村 健幸教諭)
「3年間で、測量士補とか危険物取扱者乙種全類とか合計で12個の資格を取った。こんなに多くの資格を持つプロ野球選手はいないのでは」

大学から本格的に始めたウエイトトレーニングによって、球速は最速160キロまで伸ばしました。

後輩たちからは花束が贈呈されたほか…

豪快な太鼓の演奏に続き、野球部からはユニークな出し物も…。

(後輩たち)
「ヤクルトレディさんがヤクルトを持ってきたようです」

「僕のヤクルトをあげるよ~」

(野田愛斗 主将(2年))
「プロに行ってもケガに気を付けて頑張ってください。自分たちも中村優斗選手のように努力して、甲子園を目指して頑張る」

(中村優斗投手)
「(後輩の出し物は) 本当に面白かったけど、指摘をするのであれば まだまだ体が細い。もっと鍛えてほしい」

そして今後、目指す姿については…

(中村優斗投手)
「先発として投げたいという気持ちがあるので、将来は日本を代表するような、手本としている山本由伸投手のようなピッチャーになりたい」

報告会の終了後は、生徒たちのサイン責めにあっていた中村投手。


まずは来年2月からの春季キャンプで、開幕1軍を目指します。

最終更新日:2024年10月31日 19:31