多くの市民に親しまれ28年「大村市民プール」26日営業終了へ 新たなプール5年後に整備予定《長崎》
多くの県民に親しまれた大村市民プールが、来週月曜日26日で営業を終了します。
大村市役所の新庁舎建設予定地となっているためで、来場客からは惜しむ声が聞かれました。
大村市森園町の市民プール。
この場所では市役所の新庁舎の建設が計画されていて、今月26日に営業を終了します。
(青木雄大アナウンサー)
「プールの入り口には、営業終了のお知らせとたくさんのメッセージが寄せられている」
市民プールは1996年7月に営業を開始し、市内唯一の屋外プールとして多くの親子連れに親しまれてきました。
小中学生は300円と低料金ながら、急降下で滑ることができる直下スライダーや、波が押し寄せるプールなど、6種類も楽しめるのが特徴です。
毎年夏休みの期間に営業していて、去年は約3万4500人が来場。
今年は天候に恵まれたこともあり、去年より9000人近く多い4万3500人あまりが訪れたということです。
(小学生)
「入場料が安いところと広いところ(が好き)」
(小学生)
「僕が1番好きなのは波のプール。(営業終了は)とても悲しい。いつも来ていたので、またできればいい」
(市民)
「私が小学生の時からあったので、プールはずっと通っている。大村の中心みたいな場所なので、買い物に行く前にちょっと遊んでから行こうかとか。新たに(プールが)できたりしたらうれしさも倍増するかな」
また 市外から訪れた客からも…。
(諫早市民)
「子どもを連れてくるのに行き場があると時間を潰せるし、楽しく遊んで嬉しがっているので(新プールが完成すれば)また来たい」
大村市によりますと、市民プールは近隣の森園公園内に新たに整備される予定で、2029年度末の供用開始を目指すということです。